第6話半年間の休学

2002年9月に2週間休んだが回復することができず、10月からの休学で実家に帰ることにした。

実家に帰って良かったことは、母親が作ってくれた手作りの御飯を食べることで、少しずつ元気が回復してきたこと。うつ病回復に食事は重要と改めて思いました。

その時は色々進路について考えました。他大学の大学院に進学した友達も環境に慣れず退学を考えており、共に公務員学校を目指そうかとも考えました。

また、他の大学院への転学も目指そうかと考えましたが、ある夜に父親との会話で自分の進路は決まりました

第5話鬱と飲酒は絶対だめ

禁煙してから食べ物が美味しくなって10キロ位太り出したと同時に酒も飲むようになり、さらに10キロアップ。60キロ前後の体重は80キロにもなった。

今思うと抗うつ薬も飲んでたから、三重の太る要素があったわけで、、、

絶対してはいけない抗うつ薬処方されながらの飲酒。よく酩酊し、健康診断の肝臓数値も劇的悪化。

絶対してはいけないことだが、苦しくて逃げられなかったのは反省している。

第4話鬱とタバコの関係

今は禁煙してるのですが、20歳から32歳まで毎日1箱マルボロライトを吸ってました。

禁煙した理由はズバリ値上げです。一気に100円位上がった時に辞めました。

タバコは百害あって一利なしというイメージですが、うつ病にはリラックス効果をもたらすと感じています。他の病気は心配なので今では吸いませんが

第3話恋愛の力は絶大

大学1年生から付き合ってた彼女はバイトで知りあった。1歳だけ年上だったが、高校卒業し立ての僕にとっては社会のことも色々と教えてもらい、年齢差以上のお姉さんに感じたものだった。

当時は私も彼女も一人暮らし。彼女の家に半同棲し幸せな生活だった。

ただ、私が大学四年生に上がる時に彼女は卒業し、郷里に戻ってしまった。今となれば一人暮らしの寂しさと研究室生活の辛さがうつ病に繋がったのかもしれない。

第2話楽しくない研究室での生活

理系大学生なら誰もが避けては通れない研究室配属。研究と人間関係双方が大事になってくる。

私は生物系で遺伝学を専攻。今巷で話題になっているPCRなどを扱っていた。なかなか明確な結果が残せず自己否定に走った。

2002年9月に二週間の休養後、もう一度精神科に行き10月から3ヶ月の休養をすることに。やむなく半年間休学した

第1話2002年ふとしたきっかけにうつ病

一番最初にうつ状態になったのは2002年大学院の時。研究に行き詰まってどう過ごしていけばいいのか分からなくなった。

就職に関係ないのに、研究は結果を出さなければという焦りが最初。独特の研究室の雰囲気にもなじめなかった。

夜型になっていき食欲不振になる自分。内科を受診しても原因は分からず、精神科の門を叩くと二週間の休養。

そこから長い旅が始まった。